こんな安マンションを買って済まんかった。ThermoPro デジタル温湿度計 TP-50を試す。

今度、我が家(マンション)の北西側の窓を二重サッシへとリフォームすることになった。

我が家は南東と北西に窓があり、北西側の一角が妻と子供たちの寝室なのだが、ここ数日の大寒波のせいですっかり日和ったらしい。「寒くて敵わん」と大騒ぎである。
僕の寝室がある南東側は防音・断熱効果が得られるペアガラスが入っており、冬でもそこそこ暖かいが、彼女たちの部屋の窓はペラッペラなので、相当に寒いという。

そう、我がマンションは正面(東南側)、所謂『顔』は立派でカッコいいのだが、内側の調度品等は露骨なまでにグレードが低い。
正に見栄っ張りの僕に相応しいマンションだ。

「ペラッペラの窓をなんとかしろ!!」

彼女らの悲痛な叫びは日に日に増し、大きなウェーブとなり、ある日僕の卓上に某リフォーム会社の『二重サッシキャンペーン』なるチラシが置かれることとなった。これの実行犯は特定されていないが、この事件を機に我が家の二重サッシ化が決定したのだ。
(『キャンペーン』と謳うだけあって、安かったのである・・・)

二重サッシ化にあたり、室温変化のビフォーアフターを定量的に観測したい。
そんなワケで、デジタル温度計を買ってみた。
ThermoPro デジタル温湿度計 TP-50。

amazon prime価格で¥1099(2018年1月時点)と格安であるが、ご覧のとおりシンプルでカッコいい。
本当はベゼル上部に『Thermo Pro』というダサいロゴが入るのだが、これをコンパウンドで擦って消してやると・・・なんということでしょう!!Appleの新製品(と言ってもいいくらいの雰囲気)『i Thermo Pro』の爆誕です。
どうよ、このクールな佇まいは。
これを製造する『itronic』というメーカー、パッケージの印象から中華圏かと思っていたが、メーカーウェブサイトを見ると、北アメリカに本拠地をおく専門メーカーとある。

液晶にニコちゃんマークが表示されると快適湿度らしいが、温度が20℃~26℃以外の範囲にあると表示されないという謎仕様。

裏面にはスタンドと共に強力なマグネットも内蔵されており、冷蔵庫なんかに貼り付けることも可能だ。

大きさはこんな感じ。
PREMIUMモルツで金持ちぶってみたが、この撮影のために買ったのであって、普段は発泡酒であることを書き添えておく。
取り扱い説明書には「計測を始めてから30分ほどで正確な測定値を示す・・・」とあるが、個人的な印象では1時間ぐらいかかるようだ。
最後に取り扱い説明書の画像を添付する。海外製品にありがちな怪しい日本語ではなく、とはいえ、こなれ感もイマイチではあるが、意味はしっかりと伝わる。

二重サッシ化のビフォーアフターは果たして・・・

「なんということでしょう!」が、「なんということでしょう・・・」にならなことを祈るばかりだ。

 





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